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毒にも薬にもならない変態SM女王様日誌Blogにご到着おめでとうございます。
尚且つお読み頂きありがとうございます。
とうとうこんな本を献上されるに至って感無量です。
この本を私に下さった方の真の言い分は
「最近の更科さんのBlog、業務連絡が多くてつまんない。
韻踏みまくりの文章でも書いてみろ!」
という挑発です。
なぜなら
【Japanese Hip Hopの基本構造】は
1、自己主張
2、ハンパなく俺No. 1
3、disり・批判・攻撃
4、仲間たち親たちファンたちに感謝して今日も進む荒れたオフロード
だからです。
以下、例を挙げて具体的に解説していきます。
1、自己主張
・THA BLUE HERB 「ONCE UPON A LAIF IN SAPPORO」
「地元」というものに異常に執着心(失礼)愛がある模様。
自分はどこ出身かという自己主張がタイトルにも現れています。
他の曲もそうなのですが、とにかく東京がお気に召さないみたいです。
確かに北海道は一個の国として成り立ち独立出来る要素はあると思います。
北海道国・札幌県からの自己主張は癖になりますし、中々美味。
頭が働かず、言葉責めが出来そうにないとき代わりに
SMの女王様顔負けの命令形リリック多めのBOSS THE MCに言葉責めを頼みたい。
2、ハンパなく俺No. 1
・RHYMESTER 「B-BOYイズム」
韻踏みまくりのJapanese Hip Hopのお手本の様なこの曲に限ったことではないのですが
Hip Hopの曲はやたらめったら「No.1」「No.1」と唄ってます。
ジブラ先生の教本によると
「Hip HopはMCバトルもあるし、そもそも戦いの音楽なんだけど
実情は単なる言葉遊び」
だそうです。
つまりラッパー全員「No.1」という結果に。
Hip Hopは割と平和な音楽なのかもしれません。
3、disり・批判・攻撃
・ラーメンズ 「採集」
ここで何故ラーメンズと不思議に思う奴は日本語ラップをまだわかってない。
長いので18:00から見て貰えば全てを了解してもらえると思う。
ジャパニーズラッパー達よ。
お前らコント芸人に負けていいのか?
「お前のことなどブッ飛ばす!yeah〜」
私はこのコントにJapanese Hip Hopの真髄を見ました。
とりあえず勝ちたいンスね。
と、いうのがdisり・批判・攻撃です。
4、仲間たち親たちファンたちに感謝して今日も進む荒れたオフロード
・Dragon Ash featuring Aco, Zeebra 「Grateful Days」
disった後はリスペクト精神も忘れずに。
攻撃するわりには仲間思い。
Hip Hopには「仲間」ってワードもよく出てくる。
私から言わせればジブラ先生は全く不良ではない。
置いてきたのが鞄なら燃えるゴミの日に出して終了。
捨てるのにそんなに手間でもないのでそんなに迷惑かけてない。
結論:Japanese Hip Hop愛好家は「いい人」が多いというのが公式(?)の見解である。
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考察:ところで私の神様・アイドル shing02氏は「No.1」「No.1」言ってないと思ったら
別の表現技法で唄っていた。
「頂点はいただき…」
やっぱりJapanese Hip Hopは平和だ。
異端者かと思いきや、ちゃんと基本構造には沿っている。
あ、そういえばこのBlog記事、韻、タイトルしか踏んでない。
やってみたら韻を文章の末で踏むのは難しいですよ。
頭で踏む方が楽。
いや
頭を踏む方が楽。
毒にも薬にもならない変態SM女王様日誌Blogにご到着おめでとうございます。
尚且つお読み頂きありがとうございます。
「Cという結論を言うためにはBを言って、Bを言うためにはAを言わなければならない」
雨が降っているせいか、いまどきのこどもの雨木くんの主張の亜種状態に陥っている更科青色です。
更科青色の場合
「Aという結論を言いたいと文章を作成しているうちにBという案が浮かんでしまい、両方書こうとしていると蛇足のCが出てきて、本来言いたかった結論Aに辿り着けない」
なので今日のBlogはCです。
本当は世界中の人に電話したい。
メールより電話は話が早いので。
その代わり相手の時間を奪う。
なので読む人が時間を気にせず好きな時に読めるメールや手紙は親切ツールだと信じてGメールの使用を続けます。
雨木くんや私のような人間は控えめに見えて実は超弩級の強欲野郎なのです。
己の主張の100%を他人に伝えるのは困難なのに、それをやりたいのですから。
そんなことよりオナニーのネタになりそうな画像の1つや2つUPすればいいのにと我ながら思いますがそういうのはまた来週(以降)
毒にも薬にもならない変態SM女王様日誌Blogにご訪問ありがとうございます。
某マゾから
「SMの女王様には笑っていて欲しくない」
そういった趣旨のかなり興味深いご意見を頂戴したものですから
リクエストにお応えしてみました。
正直に申し上げて想定外のご意見で大変面白かったです。
(ダウンタウンの「絶対に笑ってはいけない」みたいだったので)
おそらく欲しかったのは「威厳」とか「威圧感」だったのだと推測しますが
それを私に求めるのは話が明後日というかお門違いというか
遠い遠い世界のお伽話であり、無い袖は振れません。
筒井康隆の短編小説集「笑うな」
子供の頃から読み過ぎてボロボロ。
表題作の『笑うな』は初めて読んだとき腹筋が異次元にぶっ飛びました。
誰にでもオススメの名作は『傷ついたのは誰の心』
仏教に詳しい人が読んだら笑えそうなのは『末世法華経』
私が一本鞭メインのプレイ中、ミニマルテクノを流すのは『遠泳』の影響です。
万国のマゾの皆様、マゾでない皆様、変態の皆様、変態でない皆様。
最近、本読めてますか?
私はあまり読めてません。
毎年年始になると、毎年必ず「今年こそは百年の孤独を最後まで読み通す!」 と、一瞬心に誓うのですが
………なんでこの小説、アルカディオとアウレリャノだらけなの?
アウレリャノ(17名)ってなんだ?!
登場人物の名前被りすぎで誰が誰だかわかんなくなる〜〜〜◎◎◎
と、いうわけで毎年100頁目ほど(今年は112頁)で挫折する、
本好きだけど鳥脳過ぎて、未だに百年の孤独を読み通せてない更科青色です。
こんにちは。
三寒四温の中、皆様はお元気でしょうか?
私は三月初旬、会う人会うマゾに、ゆーあーveryたいあーど、
とご指摘頂いたので、
取り急ぎ、夜型から朝型生活に改めてみました。
本当は夜も夜遊びも、大好きなのですが。。
特に人間の本心が開くときって
夜と朝のあいだの旅
の如く、深夜2時〜4時の間くらいな感じがします。
でもこのまま行くと死ぬのでしばらく禁・夜遊び予定です。
なので最近は大人しく本を読んでます。
特に「動きすぎてはいけない」には夜のお菓子うなぎパイ(V.S.O.P.)の如く、お世話になってます。
この本は年末年始、大人の諸事情により、メメントモリ思考に突き動かされて、私のくせに動きまくってた1月末、軽度のギックリ腰になったとき
「あ〜、もうしばらく動けない…」
と思った私が、よし!こんなときこそ前から気になってた本を読もう!
と奮起奮闘、ギックリ腰になったその夜にインターネットで根性でお買い上げ。
したのですが、結局、鍼治療によりギックリ腰が劇的に改善したので
時間のあるときちょこちょこ読んでます。(哲学書を一度に読み通す根性ナシ)
でもあんまり思想の世界に没頭するのも考えものなので
無芸大食大睡眠
と
この雑誌を、積ん読コーナーに配置しました。
以上、数年ぶりに、更科青色の積ん読・置い読本のご紹介を、思わずやりたくなったのでやりました。
「 動きすぎない生成変化:その場での旅」
読書も含まれると思う。
セルフエンジョイメント万歳。
もう消してしまった前のブログにも書いたことがあるのですが、
更科さんの愛読書のご案内です。
ラフィク・シャミ『夜の語り部』
この本に出会ったのは大学生のときでした。
今だから言える事ですが…、
レポート提出の為だけに急いで神保町の書泉グランデで探して、
自分では読まずに買ったその足で恩師に
「先生、この本読んで2000字以上でミヒャエル・エンデと比較した論文書いて」
と、あろうことか恩師にゴーストライターを頼み、
その裏で私は課長バカ一代という漫画が
どれだけ素晴らしいかという論文を2000字で書いていたというのも、
今となっては良い思い出であります。
ちなみに課長バカ一代を褒め称えた論文は無事にパスして
恩師が書いてくれた論文は無駄になりました。
先生、悪徳に染めるだけ染めて昇華出来ずごめんね。
でもその悪徳を提案してくれたのは紛れもない先生でしたね。
世渡りの一種を教えてくれてありがとう。Ich liebe Lehrer!
要するにドイツ児童文学比較論文は単位取れなかった(笑)
それは恩師が悪いのではなく、
授業に一回も出ないで論文だけ提出して、
マンガイチ単位取得できたらラッキー♪
くらいに考えていた私に全面的に非があります。
そんなワケで私にとって『夜の語り部』は、
後ろめたくもないんだけど(なりふり構わず卒業に必死だったから)
なんとなく『本棚の奥底コーナー』に入れてしまいました。
マトモに読んだのは奇跡的に大学卒業出来てから2年後ほど経ってからでしょうか。
本棚から「今読みたい気分の本」が、どーしても見当たらなくて、
本棚に頭突っ込んだら『夜の語り部』が出てきたので読んでみました。
うーん。
一回、読み終わった後から死ぬまで私の愛読書になること必定と感じましたね。
ファンタジー文学、子供向けの話だとは思ってはいけない本でした。
自分が生まれる前のシリアの政治情勢、リアルな生活を、なんとかなんとか高校生のときの世界史の授業のみで培ったヘタレ知識で補って想像しなければならなかったし、まろやかな文体だけど書いてある内容は暗黒小説と並ぶくらい、救いが無かったりする描写もある。
幻想ではなく現実を突き付けられた気分になります。
私は大学生のとき、大学生を辞めたくて辞めたくて辞めたくて辞めたくて仕方なかったのです。
辞めればよかったんだけど、辞める事も出来ないほど気力が無かったんですね。
何かを「辞める」という作業も思いのほかエネルギー使うし(笑)
そんな感じで大学生活は良い思い出が殆ど無いのですが、(学校よりSMクラブの方が休まなかったと思う)
この本と作者の存在を知れたことだけでも、行ってよかったのかな、と今なら思えます。
というオチの無い話でございました。
えーと、何が言いたいかと言うと、ラフィク・シャミの本は、そのくらい
「性」とかけ離れた次元で私の琴線に触れるのでございます。
平易に言うとトリップ出来るのです。
(文庫化されればいいのに。ハードカバーは旅には重いです。)
でも人気ない本は文庫化されないのが出版業界の掟。
課長バカ一代についての論文は
「この見せゴマが素晴らしい!」って事をメインに書いた覚えがある。。。