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セカイを殺せなかった人

プレイの話は自分の中で書く順番があるんだけど、
今現在、自分自身が世界ファックな気分なので
人格否定の言葉責めをメインで所望されたときのことでも書こうと思う。
着衣緊縛のしたあとに服を切り裂いたりできて楽しかったんだけど
写真掲載NGマゾなのでそこは割愛。
:::::::::::::::::::
自分の生い立ちや性癖の話を隠さず話してくれるので
具体的に否定できてやりやすい。
表面的な、わかりやすい「女王様とお呼び!」というスタイルのときに出てくる言葉責めではなく
もっと深部をえぐれるのです。
人格否定というより思考否定かな。
貶められたいというマゾはたくさんいるけど
この人は人生の最初から貶められてるから、もっともっと貶めてあげないといけない。
「何で今生きてるの?」って穏やかに素朴に質問したら、全くトンチンカンな答えが返ってきたから驚いた。
周りを見ていないで、自分ばかり見ている人なんだな、と思った。
別にそれは悪いことではないけど、疲れませんか?
…あ、疲れないですか、そうですか。
そんなに自分が好きで可愛いのですね。
でも自分で自分を好きでいてあげないと、あなたのことなんて誰も好きになってくれないもんね。
自己防衛の手段として仕方ないよね。
己に内在するマゾフォビアを抱えて半世紀近く生きてきたマゾ。
私のところにやってくる大多数のマゾにとって、
卑屈になっているわけではなく、私はいくらでも交換可能な存在だと思ってるんだけど
このマゾに限っては、私と会えてよかったね、私が女王様をやっていてよかったね、私じゃないとえぐれない箇所があるんじゃないかな、なんて錯覚させてくれる。
なかなか面白い錯覚。
この人を言葉責めしてスッキリするのは、多分、同時に自分が自分自身を遠慮なく自責してる気分になれるから。
なんかその感覚が「懐かしい」のですよ。
私にとって「自責の念」はノスタルジー。
自分が普段、抑圧してる思考を口語化できる喜びなのかな。
でも、私は彼ほどナルシストじゃないけど。
だから「自責の念が懐かしい」なんて感じるんですよ(笑)
もしかして彼にとっても「懐かしい」のかもしれない。
SMプレイ、鞭の痛み、否定を通して「懐かしさ」を共有出来てるとしたら幸せだね。
なぜかある
マゾのかわりにプレイしたホテルの部屋にあった、謎のカウンタースペースの写真。
カウンターバープレイといいますか、設定プレイが愉しめそうな部屋でした。
このホテルまた行きたい。
http://youtu.be/IUwsfeMyMHg
◆Official Site「I・O・B」◆ http://seiro-sarashina.com
◆Twitter◆ https://twitter.com/seiro_sarashina

2 thoughts on “セカイを殺せなかった人

  1. 切通理作

    2014年10月26日 at 10:11 AM

    いつでも帰っていける、懐かしい場所があるなんて、素敵です!

    1. 更科 青色

      2014年10月27日 at 2:25 PM

      そうですね。なるべく未来の事だけ考えたいけれど、過去の記憶で人格が構成されてると仮定するならば
      たまに懐古趣味に浸るのも自己確認できていいかもしれないですね♪

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